税理士の資格と難易度について岐阜市の児玉将治税理士事務所がご説明します。

税理士の資格と難易度

税理士になるための資格は何?難易度は?


税理士の年収今回の記事では、税理士になるための方法をご説明します。
弁護士や行政書士などの専門家になるのが難しいのと同様、税理士への入り口にも高いハードルが立ちはだかっています。

試験に合格する必要があるのはもちろん、試験の受験資格を得ることすら一朝一夕にできることではありません。また、試験に合格した後も実務経験を求められます。

このようになかなか長い道のりである税理士資格の取得方法について、具体的にご説明します。

目次
  • 税理士の資格とは?
  • 税理士になる方法の概要
  • 税理士試験の難易度
  • まとめ

税理士の資格とは?

税理士になるには、「日本税理士会連合会」という組織に登録手続きを行うことが必要です。そして、登録手続きを行うために試験に合格したり、実務経験を積んだりといった地道な作業が求められてきます。
これら税理士になるためのプロセスについては、法律の中できっちり規定されています。そちらを確認することにしましょう。


税理士になる方法の概要

何をすれば、税理士になれるのでしょうか?実は、税理士の業務内容や責任について規定した「税理士法」という法律の中に明確に書かれています。

こちらの第三条に、税理士資格を取得するための方法が書かれています。まとめると、以下の4種類になります。

  • 税理士試験に合格すること
  • 税理士試験を免除されていること (注)上記二つについては、租税又は会計に関する事務に従事した期間(実務経験)が2年以上あることが条件です。

  • 弁護士であること(弁護士資格を持つこと)
  • 公認会計士であること(公認会計士資格を持つこと)

この中でも最もポピュラーなのが税理士試験への合格でしょう。税理士を志望する人の多くは、この試験の合格を目指して努力しています。


税理士試験の難易度

試験の難易度は、極めて高いと言えます。
試験科目は必修科目や選択必修科目、選択科目を合わせて11科目あり、その中から5科目に合格すれば税理士資格を取得できます。しかも、5科目を一度の試験で合格しなければならないわけではなく、1科目ずつ合格を目指すことも可能な方式です。

「11科目のうち5科目」となると何とかなりそうな気がするかもしれませんが、実際にはどの科目も合格率はほとんどの場合20%未満。試験の受験者にはいわゆる「記念受験者」は少なく、真剣に勉強している人が多いです。そうした人でも、5人から7人に1人くらいしか合格することができず、さらにそれを5科目繰り返す必要があります。

しかも、税理士になるのに資格が必要であるのみならず、税理士試験を受験するためにも資格が必要です。いくつかの方法はありますが、短大や大学で経済学や法律学を学ぶことが最もポピュラーな道でしょう。社会人であれば、日商簿記検定1級に合格する人も多くなります。どちらにしてもすぐに権利を取得できるわけではなく、ある程度勉学を積み重ねないと試験を受けることすらままならないのです。

平成28年度(第66回)税理士試験結果表(科目別)
平成28年度(第66回)税理士試験結果表(科目別)

(国税庁資料より)


まとめ

税理士になるためには、最低でも数年間の受験勉強と実務経験が求められます。とても難易度が高いと言えます。しかも、税理士になった時点でキャリアが終わるわけではなく、むしろその時点からこの先長いキャリアを積み重ねて知識とスキルと経験を磨き、クライアントと社会に貢献していくことが必要なのです。

税理士への道は厳しいものです。税理士になりたければ、受験勉強や事務所選びのような狭いことだけではなく、税理士としてどうありたいのか、社会にどう貢献していきたいのかなど、税務のプロフェッショナルとしての理念にまで思いをめぐらせないと、なかなかモチベーションが長続きしないでしょう。

(最終更新年月日:2017年4月3日)


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